次の日

「やっぱ慣れないな…無駄にベッド柔らかいし逆に寝ずらい…」
そう言いながら満は時間を確認すると朝6時半だった

「着替えて使用人室にでも行くか…」
そう言い着替え終わると使用人室へと向かっていった

「誰かいる?」

「満様、おはようございます」
そう言いながら使用人室から悠が挨拶をしてくる

「悠、おはよう」

「ちょうど朝食が出来たところですよ」
そう言いトーストと卵焼き、サラダ、ベーコンが乗った皿を机に並べる

「おお…めちゃくちゃ美味しそう…」

「多分時雨さんとエマもそろそろ起きてくるでしょう」
その言葉通り佳奈とエマは使用人室へ入ってきた

「おっはよー!!」

「おはようございます。」

「おはよう、エマ、佳奈」

「エマ、時雨さんおはようございます。朝食出来ておりますよ。」

「おお!相変わらず美味そうだよなー」

「「「「いただきます」」」」
そう言い朝食をとる

「…!ぼく甘めの卵焼き好きなんだよな…めちゃくちゃ美味しい」

「お口にあったようなら何よりです。」

「悠めちゃくちゃ嬉しそうだな…」

「満ちゃんに褒められて嬉しいんですよ」

「2人とも…からかわないでください!主人に料理を褒められたら誰だって嬉しいでしょう…!」

「それより…満様本日は如何なさいますか?」

「特にする事もないんだよな…あっじゃあ今後のために、めちゃくちゃ癪だけどお嬢様…らしい言葉遣い?敬語とかをしっかり学びたいかも」

「かしこまりました。私におまかせを」

「やっぱそうゆうのは詳しいんだな」

「私は元々そういった礼儀作法や料理などをメインとしていますからね」

「だから体力と力はないひ弱と…」

「満様!?」

「満って意外とからかったりするの好きだよな」

「そうか?」

「割と落ち着いているイメージがあるからかもですね」

「なんていうか…こうやって悠たちといる時は割とこうやっていられるんだ。」
そんなやり取りをしているといつの間にか食べ終わっていた

「「「「ごちそうさまでした」」」」

「食器はあたしが片付けとくからエマと悠は先に自分の仕事戻っておいて!」

「ありがとうございます時雨さん」

「ありがとうございます佳奈ちゃん」

「ありがとう佳奈」
そう言い使用人室を出ていく

満の部屋にて

「それではまず、挨拶から学びましょうか基本はフルネームと申しますは最低条件ですね」

「えっと…神宮寺満、と申します…こんな感じか?」
「はい、いい感じでございます」

「うーん…けど慣れないな」
そんな文句を言いながら無事ある程度の礼儀とマナーと敬語を覚えた満だった
そんな慌ただしく慣れない日々は過ぎていきとまあこんな感じで冒頭に戻るのであった