(元)貧乏人ぼくっ子お嬢様と真面目ひ弱執事くん

悠が電車で数駅乗り継いで満に案内され着いた先は猫カフェだった

「ここは…猫カフェ…?」

「そっ、悠ってアレルギーとかなかったよね?」

「はい、特には無いですよ」

「なら良かった」
そう言い説明を受けて店内へと入る店内にいるたくさんの猫たちを見て満は思わず目を輝かせる

「やっぱり可愛い…久しぶりだね」

「満様は、猫がお好きなんですか?それと来たことがあるんですか?」

「好きだよ、てか動物が好きかな、ここはぼくたちが前住んでた場所の近くだからたまに母さんに連れてってもらったんだ」
満は膝に乗ったベンガルを撫でながらそう言う

「そうなのですね」

「にしても…その子が人に懐くなんて珍しい」
満はそう言い悠の足元にすり寄ってる黒猫に目を向ける

「そうなのですか?」

「うん、人見知りがすごいんだよその子悠って動物に懐かれやすいタイプなんだね」

「そう、みたいです」
そう言い足元にいる黒猫を撫でると黒猫はゴロゴロと喉を鳴らした

「良いな…ぼくにもそこまでしてくれた事ないのに」

「大人しいですよ」

「ほかの人が来ると逃げちゃうんだよ」

「もしかして私ってかなり貴重ですか?」

「そう、あっでもおやつ持ってくるとその子も寄ってくるよ、じゃあぼく猫のおやつ買ってくる」
そう言い立ち上がるベンガルはいつの間にか居なくなっていた