(元)貧乏人ぼくっ子お嬢様と真面目ひ弱執事くん

悠side

「満様が俺を…?いや流石になにかの冗談…けど満様はそんな事をしないよね……にしても、さっきのかっこよかったな…」
多分今めちゃくちゃ顔赤いな…てかあんなかっこよかったっけ…?

確かに元々満様は頼りになったし芯が通ってて素敵な方とは思ってはいたけど…

にしてもあれは反則じゃないか…?

満様は誰が見ても整った顔立ちをしている

本人はあまり自覚をしてないようだけど

そんな顔であんなに見つめられたら誰だって……

「いや…そもそも俺と満様は執事とお嬢様だからまずい気が……」
この状況どうしたら…誰か助けて、俺は一体どうしたらいいんですか…!?

大前提満様の事は大切なお嬢様だし守るべき存在だ、けどそれが恋愛感情か言われたら分からない

何せ俺は生まれてこの方誰かを好きになるということが無かった

けど生涯満様のお傍に置いていただけるならこれ以上ない幸せだ

そんなことを考えていると声をかけられる聞き馴染みのある幼馴染の声だ

「悠くん?」

「エマ…」

「こんな所でどうかしたんです?」

「あ、いや…」
エマに話すと面倒なことなりそうだしな…けどこの手の話の相談相手にはピッタリだと思いさっきの出来事を話す