「ところで篠宮くんの事どう思ってるの?」
あの後自室で着替えたあと広間で裕美と話していると突然そんな事を言われ満は目を見開く

「いきなり何!?」

「好きなんじゃないの?」

「まあ…そうなんだけど…」

「やっぱり!!」

「てかそれ母さんに関係ないでしょ……あっ後これ父さんには言わないでよ、執事と主人の恋愛は禁止なんでしょ」

「一応そうなっているらしいわね私も詳しくは分からないけど、もちろん言う訳ないじゃない!応援するわ!」

「そりゃどーも…」
満は母親の代わりぶりに思わず呆れる

「てか母さんってこういう話好きだったけ?」

「当たり前じゃない!私も学生時代はよくみんなで恋バナしたのよ〜?」

「そうなんだ…」

「とりあえず応援してるわ!!なんならもう告っちゃいなさい!!」

「それは急展開すぎるな!?」

「じゃあまた後でね」
そう言い部屋を出ていった