帰宅後
珍しく母親…裕美が出迎える
「おかえりなさい満と篠宮くん」

「ただいま」

「ただいま戻りました」

「どうだった?」

「んー色々あったよ、だからこそ母さんに聞きたいんだよね、ぼくの事どう思ってる?ぼくは本当の父親に顔が似ているんでしょ、そんなぼくを手元に置いていて辛くなかった?」

「それをどこで…」

「今日、会ったんだ。だからこそ聞きたい母さんに、ぼくのことをどう思ってるか」

「どうって…満は私の大切な娘よ?あの人に似ているとかそんなのは関係ないわ、いつも私の事を考えてくれて頼りになる自慢の娘だもの!」
そう言い満を抱きしめる悠はいつの間にかいなかった

「母さん…ありがとう、ぼくも母さんの娘で良かった…!!」
しばらく母娘だけの時間を過ごす