「その穢れた手で満様に触れるな！」

「悠…？」

「お前には関係ないだろ！！」

「関係ある､俺は満様の執事だ､執事が主人のことを守るのは当然の事だ」

「あ〜…これあいつやらかしたな」

「ですね…」

「「悠(くん)は普段怒らないけど本気でキレた時はただじゃ済まない」」
エマと佳奈は声を揃えてそう言う

「1度離れたくせに今更執事ずらしてんじゃねぇぞ！！」

「確かに1度離れた､それでもそんな俺を満様はもう一度連れ戻してくれた！仕えるべき主人に敬意も払えないお前なんかに言われる筋合いは無い！俺は二度ともう満様から離れないこれから生涯守り続ける！人を馬鹿にしたような…主人を性的な目でしか見れないような貴様に満様に仕える資格は無い二度と俺たちの前に現れるなよ」
そう冷たい目で晃を見つめる

「悠…！少し落ち着け…！」

「満様､すみません少し外へ出ていきます。」
そう言い悠は退出していった

「…篠宮悠の満への忠誠心は分かった。それに篠宮晃の悪意も」

「……」

「篠宮晃…お前を解雇とする。そして時雨佳奈､西城エマ､篠宮悠…満､君たち4人の処罰は…今回はなしということにする」

「ありがとう…」

「ありがとうございます！」

「ありがとうございます」

「篠宮悠にも伝えておいてくれ」

「わかった。」

「そして篠宮晃､今すぐ荷物をまとめて帰りなさい篠宮家には連絡しておくから」

「…分かりました」
そう言い晃は部屋を出た

「…君たち3人も出ていって構わない」

そう言われると各々自分の部屋へと向かった