次目が覚めると既に朝になっていた

「誰も起こさなかったんだ…」

「てか…朝って事はもしかして…新しい執事…ってか本来仕えるべき人が来るってことだよな……?」
そんな事を考えていると佳奈の大きい声と同時に勢いよく扉が開かれた

「満ー!おっはよー!」

「佳奈…おはよう……朝から元気だな」

「あたしはいつでも元気だぞ!!」

「まあ確かにそのイメージはあるな」

「それより当主様が呼んでいるんだぞ!」

「うん分かったすぐ行く」

ぼくがそう言うと佳奈は部屋を出ていった

「よし…」

着替えて部屋出て大広間へと向かった
「父さん、母さん、ごめん少し遅れた」

「大丈夫だ、きっとまだ心の整理がついてないんだろう」

「まあうん…てか聞いてたこと知ってたんだ。」

「なんとなくな、こんな状況ですまないが新しい執事を紹介する入ってきなさい」

「初めまして、弟である悠に代わって貴方にお仕えすることになりました篠宮晃と申します。
これからよろしくお願いいたしますね満様。」
そう言い挨拶するのは悠と違って黒髪で短めの髪の青年だった顔もそこまで似ていないし身長もこっちの方がだいぶ高かった
こちらもまあ多分イケメンとかという部類だと思う。
まあ今はそんな事どうでもよかったけど

「……よろしく」

「はい。よろしくお願いいたします」

「しばらくふたりで話してみるといい」
そう言うと父さんと母さんは出ていった