(元)貧乏人ぼくっ子お嬢様と真面目ひ弱執事くん

「ただいま」

「おかえりなさい満ちゃん」

「エマ!ただいま」

「楽しかったですか?」

「うん、なんか新鮮だったなけどいい気分転換になったから良かった」

「それなら良かったです。」
エマと少し喋り自室へ向かい荷物をしまった勿論悠に渡す用のネクタイは別の場所において

「今度ちゃんと渡さないとな…」
そう言い篤が居るであろう書斎へ向かう

書斎の前へ着くと扉が少し空いていたそこから篤と悠の会話が聞こえた

「二人で何話してるんだ……?」

そう小さく呟き扉に耳を傾けるとそこからこんな会話が聞こえた