学校を出るとそこに悠が待機していたてか周り騒がしいな…?その時悠が中性的で綺麗な顔立ちをしている事を思い出した

「要は悠の顔面を見て女子が騒いでんだな。」
お嬢様もイケメンとかに弱いんだな…

「満様」

「悠、めちゃくちゃ目立ってるから……」

「そうですか?」

「そうだよ…だからとっとと帰ろ」

「はい」

帰路についてる途中

「…後ろに1人付いてるやつがいる」

「それは本当ですか?満様」

「うん。おい、そこのお前後ろから付いてんなら堂々と来いよ!」

「たかが藤ノ宮のご令嬢が俺なんかに勝てると思うなよ!?」

「満様ここは私が…」

「いや良い。悠ひ弱らしいし」

「そんな事はないですよ、多分…」

「いや、絶対ぼくの方が強いから良いよ。って事でかかってこい!」
そう煽ってやると相手は飛びかかってくる体格に差はあるけど動きは単純だから避けやすいそれにスピードだってゆっくりだ

「単純…だな」

「んだこいつ…!」
そう言いまた正面から殴りかかってくる

「後ろ、がら空き。」
そう言い思いきり急所を殴り気絶させた。

「満様、本当にお強いんですねですがあまりすぐ殴りかかったりするのは良くないですよ、満様の手にも傷がついてしまうので」

「別に相手もそんなに強くないからな、それに1人だったし、それに関しては…今度からなるべく気をつける…」

「あっストーカー被害で警察に連絡しなきゃだな」
そう言いぼくは携帯を取りだし警察に連絡をする
連絡するとすぐ来てくれて警察署へと連行されていった

「てか藤ノ宮って本当に令嬢ばっかだな〜そりゃ狙われるよなまあぼくには関係ないけど」

「藤ノ宮に通われているのなら満様も関係あるのでは?」

「まあそうなんだけど、ほらぼくはこんなんだし?そもそも令嬢でも何でもないからさ」

「今は神宮寺家の跡継ぎですよ」

「そういえばそうだったな…」
そんなことを言いながら歩いているといつの間にか家に着いていた

「ただいま」
そう言いやたら広い家の扉を開けたが誰もいなかった