職員室に行き色々と説明されぼくが入ることになったらしい3年A組担任に案内され教室へと案内され教室前廊下で待ってるんだけど…なんか緊張ってかもはや恐怖を感じる

「それでは転校生の方がいます！入ってきてください」

　その声に合わせ戸を開けた

「では自己紹介を」

「…神宮寺､満です。よろしくお願いします。」

神宮寺という名を聞いた瞬間教室の空気が騒がしくなるのを感じる

「じゃあ席は天王寺さんの隣でも大丈夫ですか？」

「はい」
　そう言われ空いてる席に座る隣の人は綺麗な黒髪ロングを下ろしていてThe清楚系お嬢様って感じだった

「よろしくね！」

「あっうんよろしく天王寺…下の名前って？」

「薫だよ」

「よろしく薫。」
　薫はお嬢様にしては全然お嬢様っぽくなかったしむしろどこか庶民っぽさがあってぼくとも話があった
　話してくうちにぼくとの共通点も見つかった

「へぇー薫も元々は普通の家出身なんだ」

「そうなの､養子として天王寺家にお迎えされたんだ」

「どうりで話が合うわけだ…でさやっぱりお嬢様とか慣れないよな？」

「うん…結構時間経つけど未だに慣れないなぁ私は」

「良かった…仲間だ」

「お互い大変だね」

「だな〜まあ互いに頑張ろうよ」

「そうだね！」
　始業式ってのもあって今日は早く終わって昼頃には終わりという形になった薫とはとりあえず連絡先を交換しといた