「あははは!あんたが銀先生と仲良くしてるっていう翔真の母親?オバサンじゃん!」

「オバサン・・・」

なんで初対面でそんなことを言われなきゃならないの?!

椿は今の自分の格好を改めて見た。

着古したTシャツにジーンズ、片手には長ネギの入ったエコバックを持っている。

これじゃオバサンって言われても仕方が無いか・・・

「初めまして。私、翔真の母の久我山椿と申します。いつも翔真がお世話になってます。」

椿が大人の対応として頭を下げると、まりあはフッと鼻で笑った。