夜の食事を済ませ 隣合わせでゆっくりとソファで寛(くつろ)ぐ 「カレー、美味しかった、ありがとう〜」 「どういたしまして。」 「そういえば、さっき茉帆からくれたチョコレートでも食べてみようかな」 目の前に置かれた小テーブルに ワインレッドの小さな箱を手に取って開けてみると 6個入りの小さな丸い形のしたトリュフチョコレートが綺麗に並んであった。 「うわ〜美味そう」 彼はそう言って、チョコレートを口の中へ放り込む