「てか、なんであんなとこに地下室だの祠だのあったりしたんだ? そもそもそこだろ?」
廃墟から帰る道中、うしろを歩いてた衆《しゅう》が素朴な疑問を口にする
「あぁ、それなら以前ここ調べてる時に見たことある」
「なんでもあそこは風水的に鬼門らしいんだ 霊の通り道みたいなの 建物が建ってから気づいたんだろな 目立たないようにって地下に祀ったってのもあるだろうけど情勢的な不安もあったんかもね」
まぁ こんなのはわたしと深鈴《みすゞ》の仮説でしかないけど サークル活動の一環として考察したりしてた
「ふーーーん 神子《みこ》もそれっぽいことやってんだな」
納得なんかはしてほしくはないけど それっぽいはないだろ!!!



