ミステリーサークルって言っても あのミステリーサークルじゃない



「後は、どうしてわたしたちを利用しようと思ったのか、ってのと、おばあちゃんの鏡の秘密かしら?」

深鈴はさっきより少し問い詰めるような口調で美夜ちゃん睨む
そんなことは意に介さないで話し始める美夜ちゃん

「わたしときどき変な声が聞こえるんです いつもって訳じゃないんだけど それがなんなのかわからなくて空耳だとか疲れてるんだってずっと思ってました」

「だけど少し前のおばあちゃんの命日の時、仏壇に手を合わせていたらどこからかおばあちゃんの声が聞こえてきたんです」

明らかに今までの美夜《みや》ちゃんらしくない表情がわたしたちに理解してほしいって気持ちを端的に表してた

「今まで聞こえてた空耳と違って おばあちゃんの声は覚えてる そこで初めて気づいたんです わたしに聞こえてたのは霊の声だったんだって」

「おばあちゃんはわたしにお願いをしてきました 『鏡』を返してきてほしいと…」

俯く美夜《みや》ちゃん… うん、正直に話してる