「おばあちゃん。 小さい時にここに入って綺麗だからってこの鏡持って帰っちゃったらしいの」
観念したのかポツポツと話し始める
「それがずっと心残りだったみたいで…」
「あの? ぜんぜん飲み込めないんだけど…??」
唐突に話し始められた断片のような脈絡のない話しにわたしは訝しがった
「最初から話した方がいいんじゃないかな、察し悪いから、神子《みこ》」
なんか全てお見通しみたいな口ぶりで深鈴《みすゞ》が美夜ちゃんに話してる
てか察し悪いは余計だろ…
「先輩…深鈴先輩はどこまで気づいてるんですか?」
「そうね、わたしの見立てだけど、もしかして美夜ちゃんのおばあちゃんって亡くなってるんじゃないかな?」
「へぇ、鋭いですね…」
え? ええええっ!? 驚くわたしを置いてけぼりにして二人の会話が続く



