「でもどこにも扉を開ける為の窪みや取っ手なんかないんだけどな?」
わたしは音の違う床をくまなく調べてみたが扉の開け方がわからなかった
「先輩、えっと衆《しゅう》先輩です その床の上に乗ってグッと踏んばって見てください」
またおかしなことを言う…美夜ちゃん
「こうか? ふんっ!!!」
素直に大人しく後輩の言うことを聞く衆
床の上に乗り、押し込むかの様に踏ん張った
カコンッ
音が鳴ったかと思うと床が少しだけ浮き上がった
「ほら、これで隙間から手が入ります 先輩、持ち上げて」
みんなが驚いてるのをよそ目に衆に指示を出す美夜ちゃん
ハッキリ言って地下室より美夜ちゃんの方が不思議だよ!?



