一番の難題を早々クリアできたのはなんだかんだ言っても幸いだった
うちの大学は地域おこし等の密着型の活動を多くしてることから少々のことは大目に寛大に見てくれて大概の許可は降りるんだけど、やっぱりわたしたちの活動はすんなり『YES』がおりにくかったからだ
そんなことを考えながら歩いていたらあっという間に駅が見えてきた
背の低いちっちゃい駅 全体を白で統一しててかわいい駅がこの町にお似合いな気がわたしはしてた
今どき珍しい電話BOXの前が待ち合わせ場所だった
とりあえず15分前には着けた さすがにわたしが一番だろう、と電話BOXを見ると…まさか…
まさか、いた…あいつが…



