なんだけど、
私死んだじゃん、その後、死んだら悪魔になったって…
マンガじゃないんだから!!!
…でもこれは現実で、受け止められなくても、時間は待ってくれないんだよ
私、前世と同じ失敗しちゃうのかなぁ
そう考えたら無意識に体が震えた
震えている体を腕で包み込むと、震えがましになった気がした
まずは前を向かなきゃだめだよな…‼
そう気持ちを奮い立たせた私は、カミサマという方に話を聞きに行った
真っ白な教会には、ゴールドで描かれた模様が描かれている…なんていうか、ザ・神殿って感じ
その中に入ると、真ん中に十字架が描かれているソファに、一人の男の人が座っていた
30代前半くらいの見た目で、肌は透き通るように真っ白
それと同じような白い服を着ていて、金色のネックレスを身に着けている
教会と同じデザイン、そういっても過言ではない服装だった
―この人が、カミサマ……
本能的に、そう思った
なんだか柔らかい雰囲気と、いかにも優しそうな、……やっぱり、カミサマだ
こんなところに、仮にも悪魔の私が入っていいのだろうか…
でも、お仕事内容?は知らなきゃだよな……
私は勇気を振り絞って、カミサマに話しかけた
深呼吸して、慎重に話しかかる
「あ…あの、えと、その…わっわたし、授業あんま聞いてなく…て、悪魔見習いって、どんなことすれば…?」
前世で人とのかかわりが少なかったため、会話がしどろもどろな変な感じになってしまった
でもカミサマは優しく耳を傾けてくれて、仕事内容を教えてもらった
「まず、寿命が来た人間の魂をこちらに運んでくるのじゃ、
運んできた魂は、タマシイ箱に入れておいてくれ
この教会の裏側にあるぞ
1日一回、わしが回収するからの
あとは…くれぐれも、人間のことを助けてはならん
前世人間といっても、今は悪魔じゃからな
そのことを忘れんようにしとくれ」
世にも恐ろしいことを淡々と話すカミサマに、私は身を震わせた
怖くなった私は、急いで教会らしき場所を飛び出した
私死んだじゃん、その後、死んだら悪魔になったって…
マンガじゃないんだから!!!
…でもこれは現実で、受け止められなくても、時間は待ってくれないんだよ
私、前世と同じ失敗しちゃうのかなぁ
そう考えたら無意識に体が震えた
震えている体を腕で包み込むと、震えがましになった気がした
まずは前を向かなきゃだめだよな…‼
そう気持ちを奮い立たせた私は、カミサマという方に話を聞きに行った
真っ白な教会には、ゴールドで描かれた模様が描かれている…なんていうか、ザ・神殿って感じ
その中に入ると、真ん中に十字架が描かれているソファに、一人の男の人が座っていた
30代前半くらいの見た目で、肌は透き通るように真っ白
それと同じような白い服を着ていて、金色のネックレスを身に着けている
教会と同じデザイン、そういっても過言ではない服装だった
―この人が、カミサマ……
本能的に、そう思った
なんだか柔らかい雰囲気と、いかにも優しそうな、……やっぱり、カミサマだ
こんなところに、仮にも悪魔の私が入っていいのだろうか…
でも、お仕事内容?は知らなきゃだよな……
私は勇気を振り絞って、カミサマに話しかけた
深呼吸して、慎重に話しかかる
「あ…あの、えと、その…わっわたし、授業あんま聞いてなく…て、悪魔見習いって、どんなことすれば…?」
前世で人とのかかわりが少なかったため、会話がしどろもどろな変な感じになってしまった
でもカミサマは優しく耳を傾けてくれて、仕事内容を教えてもらった
「まず、寿命が来た人間の魂をこちらに運んでくるのじゃ、
運んできた魂は、タマシイ箱に入れておいてくれ
この教会の裏側にあるぞ
1日一回、わしが回収するからの
あとは…くれぐれも、人間のことを助けてはならん
前世人間といっても、今は悪魔じゃからな
そのことを忘れんようにしとくれ」
世にも恐ろしいことを淡々と話すカミサマに、私は身を震わせた
怖くなった私は、急いで教会らしき場所を飛び出した
