___高校入学式。

儚げに桜が散りしきる中、わたしは彼女に出会った……

風になびく長い髪。
丁寧に一歩を踏み出す細い足。

光り輝くオーラをまとった天使のような横顔。

それはまるで、美しい一枚の写真を見ているかのようで。

わたしは……この子と絶対、仲良くなりたい。そう願ってしまった。

それはきっと……彼女といれば、自分自身を変えられると、直感したから。自信が持てるようになるってそう思ったから。

そう、その日から彼女は、わたしにとっての「希望」になった。

そして……。
わたしの中に大きな「革命」が起こった。

苦しみと喜びが交差する「革命」が……。