桜色ダイアリー

「すごく立派な木だね」
「これ、まだ未完成だけど桜の木なんだ。……というか春間さんをイメージして書いた」

えっ…私?

どういう事…?

「…私……?」

私のイメージだと言われて
驚きのあまり、答えについていけない。

「桜みたいだなぁって思ったから…春間さんの事…」 

桜みたい…って……

「あっ、あの…私なんてずっとひとりで空気のような存在だし、風野くんが思うような人間じゃ…」

「そんな事ないよ。春間さんは強いよ
どんなに孤独に感じても毎日のように学校に来ていて決して逃げようとしなかった」