桜色ダイアリー

中に入ると色んな作品が飾っていた

空や花、人物像、学校の校舎の風景…

風野くんが描いたらしき大きなキャンパス

周りには絵の具らしき色が散らばっていた

入って…よかったのかなぁ……

と立ち尽くす

嫌な素ぶりをせずに風野くんは美術室の椅子を持って
大きなキャンパスがある近くへと持ってきた

「どうぞ。ここに座って」

「あっ、ありがとう。」

美術室の椅子に腰を掛けちょこんと座る

「本当は周りの奴等にも誰にも言ってないんだけど
俺、こう見えて美術部なんだ。」