桜色ダイアリー

もしかしたら……

そう思い立って私は美術室へと足を運んだ

二階へと降りて角を曲がり真っ直ぐ通った先に
美術室と書かれた札に目を向ける

美術室の扉が閉まっていてそっと覗くと……

ひとりで絵を描いている風野くんの姿があった

ーあっ……

大きなキャンパスに筆を持って何か描いてる

もっと近くで……

と思ったら足に扉がぶつかって音が響く

ー痛ッ!

ぶつかった音のせいで美術室の扉が開いた。