小さいころからずっと好き

僕としては嬉しいけれど、あまりにも離れないから期待してしまう自分がどこかにいる。


自分と同じ気持ちだったらいいな……と。


だから、ほんの少しの勇気と期待を持って小学生の時の約束を果たそうと思った。



勉強合宿2日目の朝。



みぃちゃんには、『部屋がうるさくて、眠れなかった……』と言ったが、本当は朝からみぃちゃんと話せることが楽しみで全然寝られなかった。


いつもはみぃちゃんが先に起きているから、寝起きの顔を見られたのは新鮮だった。


やっぱり、山の朝と夜は体が冷える。


薄着で来たみぃちゃんにパーカーを貸し、自分はみぃちゃんが用意してくれたプレゼントをもらった。


買い物しているときに、一生懸命選んでいた姿はとてもかわいかった。