小さいころからずっと好き

ふてくされた口調で話す新を見て、少しだけかわいいと思った。



「意外って思っただけ、明日起きれるの?朝弱いでしょ」


「……努力はする」


「……さすがに明日は起こしに行かないよ?」


「……」


「ねぇ、目そらしたでしょ?」


「……頑張る」


「口だけにしないでね」


「いたっ」



新のおでこにデコピンをくらわす。



「約束したからね!ちゃんと起きるために、寝るよ!」


「……もう少しだけ、一緒にいたい」


「何言ってんの!?ほら早くー!」



私を包み込むように腰に回っていた手をむりやり振りほどき、新の手を引いてリネン室から出た。


新と別れ、部屋に戻ると不機嫌ななつみと他の女子から『どこ行ってたの』、『何やってたの』と質問攻めされた。