恥ずかしいそぶりも見せずに淡々と話す新とは逆に未桜は恥ずかしくなり、解きなおしたテスト用紙を握りしめて教室を出ようとした。
「!?」
ふいに手首をぎゅっと新に捕まれ、教室から出ることができなかった。
「僕にごほうびないの?」
「はぁ?」
想定外の発言にあっけを取られる。
「ごほうび……?」
頭の上にクエスチョンマークがいくつか出てくる。
「みぃちゃんのせいで2時間拘束されたんだけど」
「ごめん……?」
とりあえず、私のせいで拘束されたからそこに関しては謝るけれど、ごほうびって何?
「だからごほうびちょうだい?」
「やだ……って言ったら?」
落ち着くためにも一応、拒否をしたときどうなるか聞いてみよう……。
「!?」
ふいに手首をぎゅっと新に捕まれ、教室から出ることができなかった。
「僕にごほうびないの?」
「はぁ?」
想定外の発言にあっけを取られる。
「ごほうび……?」
頭の上にクエスチョンマークがいくつか出てくる。
「みぃちゃんのせいで2時間拘束されたんだけど」
「ごめん……?」
とりあえず、私のせいで拘束されたからそこに関しては謝るけれど、ごほうびって何?
「だからごほうびちょうだい?」
「やだ……って言ったら?」
落ち着くためにも一応、拒否をしたときどうなるか聞いてみよう……。
