耳元で甘い言葉を囁かれ、くすぐったさに赤面しながら耳朶をさすった。
「ッ‥‥確かにそうですけど、
私は別に結婚後も中原のままで
いいんです!!勤務中は特別な
呼び方はやめてくださいね?」
元町診療所のスタッフは、みんな
先生と私が付き合ってると分かっても、
愛でる対象は変わらないから、問題は
ないと言ってくれる人ばかりだった。
叶先生もだけど、棗先生と伊東先生も
『靖子ちゃん』って呼ぶから、改めて
注意しておかないとな‥‥。
『じゃあ‥2人きりの時だけね‥。』
ドクン
だから、何でいちいち耳元で囁くのよ!
自分の弱くて敏感な部分を分かってて
責める先生を睨むと、軽く肘鉄を
食らわせてやった。
〜大志 side〜
「‥‥ん‥‥やだ‥‥待ってッ‥」
『フッ‥‥気持ちいい?』
白い肌に俺が触れると、そこの血色が良くなるのか薄いピンクに染まり、
何度抱いても、慣れてくれない靖子が
可愛いから、つい虐めたくもなる。
「大志‥‥ッ」
『ハッ‥‥今日は素直‥‥。』
「ん!‥」
仕事中は何があっても名前で呼ぶことを
嫌がるのに、肌を重ねている時だけは、
靖子の方から名前を呼んでくれる。
不満だけど、こんな甘い顔して俺の
名前を呼ぶ靖子を他の誰にも見られ
たくないから仕方ない‥‥‥
奏真が靖子の名前を呼ぶのだって、
正直気に入らないんだ‥‥
最初こそ、警戒心剥き出しで、
猫のように唸っていたのに、今俺の下で
気持ちよさそうな顔をしてる靖子が
見られるなんてな‥‥
「も‥‥ッ‥無理‥」
『‥‥‥‥可愛すぎだろ‥あと少し。』
靖子が望むなら、仕事中はどれだけでも
紳士に務めるから、2人だけの時は
許して欲しい‥‥
「‥‥‥やり過ぎだよ‥‥私、明日
仕事できるかな‥‥。」
一度じゃ収まらず何度も抱いてしまった為、気怠そうにうつ伏せで横たわる靖子のこめかみにキスを落とす。
「もう‥笑い事じゃないんだけど‥」
『フッ‥‥ごめん。
これからも宜しくな‥奥さん。』
「うん‥‥不束者ですが、末長く
よろしくお願いします‥。
‥私‥元町診療所で先生に出会えて
今がとても幸せですよ?」
『ああ‥‥俺もだよ。』
本当は、たまたま広報で元町診療所の
案内をする靖子を見かけて会いたかった
とは今更言うつもりはない‥‥。
ただ‥‥身を投げた彼女が、助けた俺の手をしっかりと握ったあの日から、
どこかで気になっていたんだと思う。
「ッ‥‥確かにそうですけど、
私は別に結婚後も中原のままで
いいんです!!勤務中は特別な
呼び方はやめてくださいね?」
元町診療所のスタッフは、みんな
先生と私が付き合ってると分かっても、
愛でる対象は変わらないから、問題は
ないと言ってくれる人ばかりだった。
叶先生もだけど、棗先生と伊東先生も
『靖子ちゃん』って呼ぶから、改めて
注意しておかないとな‥‥。
『じゃあ‥2人きりの時だけね‥。』
ドクン
だから、何でいちいち耳元で囁くのよ!
自分の弱くて敏感な部分を分かってて
責める先生を睨むと、軽く肘鉄を
食らわせてやった。
〜大志 side〜
「‥‥ん‥‥やだ‥‥待ってッ‥」
『フッ‥‥気持ちいい?』
白い肌に俺が触れると、そこの血色が良くなるのか薄いピンクに染まり、
何度抱いても、慣れてくれない靖子が
可愛いから、つい虐めたくもなる。
「大志‥‥ッ」
『ハッ‥‥今日は素直‥‥。』
「ん!‥」
仕事中は何があっても名前で呼ぶことを
嫌がるのに、肌を重ねている時だけは、
靖子の方から名前を呼んでくれる。
不満だけど、こんな甘い顔して俺の
名前を呼ぶ靖子を他の誰にも見られ
たくないから仕方ない‥‥‥
奏真が靖子の名前を呼ぶのだって、
正直気に入らないんだ‥‥
最初こそ、警戒心剥き出しで、
猫のように唸っていたのに、今俺の下で
気持ちよさそうな顔をしてる靖子が
見られるなんてな‥‥
「も‥‥ッ‥無理‥」
『‥‥‥‥可愛すぎだろ‥あと少し。』
靖子が望むなら、仕事中はどれだけでも
紳士に務めるから、2人だけの時は
許して欲しい‥‥
「‥‥‥やり過ぎだよ‥‥私、明日
仕事できるかな‥‥。」
一度じゃ収まらず何度も抱いてしまった為、気怠そうにうつ伏せで横たわる靖子のこめかみにキスを落とす。
「もう‥笑い事じゃないんだけど‥」
『フッ‥‥ごめん。
これからも宜しくな‥奥さん。』
「うん‥‥不束者ですが、末長く
よろしくお願いします‥。
‥私‥元町診療所で先生に出会えて
今がとても幸せですよ?」
『ああ‥‥俺もだよ。』
本当は、たまたま広報で元町診療所の
案内をする靖子を見かけて会いたかった
とは今更言うつもりはない‥‥。
ただ‥‥身を投げた彼女が、助けた俺の手をしっかりと握ったあの日から、
どこかで気になっていたんだと思う。



