『みんなちょっといいかね?
話したいことがあるから集まって
貰えるかな?』
午前診療を終えて窓口のシャッターを
閉めた後、部長が医事課に叶先生、
看護師、技師さん達を含め全員集めた。
こんな風に改まって話すことなんて
ないのに、突然どうしたんだろう?
まさか‥また医師が増えるとか?
『みんなももう分かってると思うけど、
ここの診療所に来院される患者数が
増え、トイレや待合も狭い。
それも含め、古い設備では医事課や
処置室、各部署の見直しをする
ことになった。
そして、今まで外科と整形外科は
週一回の診察だったが、この機会に
新体制を取り、院長兼内科医に
叶先生、副委員長に棗先生、常勤
医師に伊東先生がなってくださり
新しい元町診療所を作ることに
なりました!!』
『「ええっ!!!!?」』
『キャーーー!!嘘でしょ!!?
嬉しい!!』
私の声なんてかき消されるほどのみんなからの歓声に、叶先生を見つめると優しい笑顔を向けられた。
『新しい診療所の建物の支援をして
くださるのは、なんと叶先生の
ご両親なので、みんな感謝して
業務に励むように。』
はぁ!!?嘘でしょ!!?
ここが診療所内じゃなかったら、大声を
出していたところだ!!
あのお父様ならまだ分かるものの、
ご両親って言ったよね!?お母様は
納得されたって事!?
喜ぶ浜ちゃんに肩を揺さぶられながらも頭の中はパニックで思考が停止してる。
聞きたい事が山ほどあるけれど、
竹原看護師長達に囲まれている大志さん
に近寄れず、勤務後残業を終えた私は
まだ残っていた先生を問い詰める為
診察室のカーテンを勢いよく開けた。
「どういうことですか!!?」
いつも通りカルテ入力をしながら、
パソコンに向かって仕事をする先生が、
私の方をチラッと見るとクスッと笑った
『フッ‥‥なんだか懐かしいね。
靖子とここで出会った頃を
思い出すよ。』
「何言ってるんですか。
午後の仕事が手に付かなくてこんな
時間まで残業してしまった理由、
分かってますよね!?」
確かに‥‥初めの頃はこうして勢いよく
カーテンを開けて怒鳴っていたかもと
思い出したが、それどころじゃない!
『父が母を説得してくれたらしい‥。
俺も昨日まで知らなくてね?
会社を継がない息子なのに、
今まで親らしいことを何もして
やらなかったから最初で最後の
プレゼントらしいよ。』
話したいことがあるから集まって
貰えるかな?』
午前診療を終えて窓口のシャッターを
閉めた後、部長が医事課に叶先生、
看護師、技師さん達を含め全員集めた。
こんな風に改まって話すことなんて
ないのに、突然どうしたんだろう?
まさか‥また医師が増えるとか?
『みんなももう分かってると思うけど、
ここの診療所に来院される患者数が
増え、トイレや待合も狭い。
それも含め、古い設備では医事課や
処置室、各部署の見直しをする
ことになった。
そして、今まで外科と整形外科は
週一回の診察だったが、この機会に
新体制を取り、院長兼内科医に
叶先生、副委員長に棗先生、常勤
医師に伊東先生がなってくださり
新しい元町診療所を作ることに
なりました!!』
『「ええっ!!!!?」』
『キャーーー!!嘘でしょ!!?
嬉しい!!』
私の声なんてかき消されるほどのみんなからの歓声に、叶先生を見つめると優しい笑顔を向けられた。
『新しい診療所の建物の支援をして
くださるのは、なんと叶先生の
ご両親なので、みんな感謝して
業務に励むように。』
はぁ!!?嘘でしょ!!?
ここが診療所内じゃなかったら、大声を
出していたところだ!!
あのお父様ならまだ分かるものの、
ご両親って言ったよね!?お母様は
納得されたって事!?
喜ぶ浜ちゃんに肩を揺さぶられながらも頭の中はパニックで思考が停止してる。
聞きたい事が山ほどあるけれど、
竹原看護師長達に囲まれている大志さん
に近寄れず、勤務後残業を終えた私は
まだ残っていた先生を問い詰める為
診察室のカーテンを勢いよく開けた。
「どういうことですか!!?」
いつも通りカルテ入力をしながら、
パソコンに向かって仕事をする先生が、
私の方をチラッと見るとクスッと笑った
『フッ‥‥なんだか懐かしいね。
靖子とここで出会った頃を
思い出すよ。』
「何言ってるんですか。
午後の仕事が手に付かなくてこんな
時間まで残業してしまった理由、
分かってますよね!?」
確かに‥‥初めの頃はこうして勢いよく
カーテンを開けて怒鳴っていたかもと
思い出したが、それどころじゃない!
『父が母を説得してくれたらしい‥。
俺も昨日まで知らなくてね?
会社を継がない息子なのに、
今まで親らしいことを何もして
やらなかったから最初で最後の
プレゼントらしいよ。』



