車からお父さんも降りると、私を匿う
ように抱き締める大志さんを見て、
何故かまた嬉しそうに笑った。
似てる‥‥。
私を見つめるときに大志さんが
よくする顔と同じだ‥‥。
『母にも伝えましたが、僕は自分の
人生は自分で決めます。金銭面も
あなた達には頼らず自立できて
ます。靖子以外の人と今後付き合う
事もないので、お2人は何も心配せず
過ごされてください。』
お父様に向けて言っていると
分かっていても、私への想いが含まれた大志さんの言葉に胸が締め付けられた
『フッ‥‥俺の子じゃないな。』
『そうですか?』
『‥‥‥やれるだけやってみろ。
その代わり、援助は一切なしだ。
それに‥‥そんな恋愛に腑抜けな
ヤツに後継ぎなんて出来ない。
お前には向いてない。』
えっ?
目を細めて少し寂しげに笑うお父さんに
、何故か私が泣きそうになるものの、
フッと笑うと私と目が合った。
『中原さん』
「は、はい!」
『フッ‥‥大志と仲良くね。
花絵のことは心配いらないから。』
えっ?
聞きたい事がまだあるのに、
車に乗り込んでしまったお父さんを
大志さんと2人で見つめた。
どういうこと?
応援してくれると受け取っていいの‥?
『なんなんだよ‥‥ほんと‥‥。』
大志さん‥‥
その日の夜、私の家に泊まった大志さん
は朝まで私を抱き締めて眠り離して
貰えなかった。
この短期間で大志さんのご家族に会う
とは思ってもみなかったけれど、
こうして思い返せば、やっぱりすごい
経験をしたんだと思える。
彼氏に捨てられて、命を粗末にしようと
していた人間が、大切な人と生きる為に
いつの間にか強くなれていた‥‥
出会いこそいいものではなかったけど、
今の私を作ったのはこの人に違いない‥
「お大事にしてください。
お気をつけてお帰りくださいね。」
あれから数日、相変わらず忙しい毎日を
過ごし、伊東先生と食事に行ったり、
棗先生と大志さんも前よりも沢山話して
笑う姿を見れるようになっていた。
『なんかここの診療所、この町の
人気スポットって地域の広報や
情報誌に載ってましたよ?』
スポットって‥‥‥。
ここ‥病院よ?
渡された情報誌を見れば、叶先生達の
写真が見開きに大きく掲載され驚いた。
ように抱き締める大志さんを見て、
何故かまた嬉しそうに笑った。
似てる‥‥。
私を見つめるときに大志さんが
よくする顔と同じだ‥‥。
『母にも伝えましたが、僕は自分の
人生は自分で決めます。金銭面も
あなた達には頼らず自立できて
ます。靖子以外の人と今後付き合う
事もないので、お2人は何も心配せず
過ごされてください。』
お父様に向けて言っていると
分かっていても、私への想いが含まれた大志さんの言葉に胸が締め付けられた
『フッ‥‥俺の子じゃないな。』
『そうですか?』
『‥‥‥やれるだけやってみろ。
その代わり、援助は一切なしだ。
それに‥‥そんな恋愛に腑抜けな
ヤツに後継ぎなんて出来ない。
お前には向いてない。』
えっ?
目を細めて少し寂しげに笑うお父さんに
、何故か私が泣きそうになるものの、
フッと笑うと私と目が合った。
『中原さん』
「は、はい!」
『フッ‥‥大志と仲良くね。
花絵のことは心配いらないから。』
えっ?
聞きたい事がまだあるのに、
車に乗り込んでしまったお父さんを
大志さんと2人で見つめた。
どういうこと?
応援してくれると受け取っていいの‥?
『なんなんだよ‥‥ほんと‥‥。』
大志さん‥‥
その日の夜、私の家に泊まった大志さん
は朝まで私を抱き締めて眠り離して
貰えなかった。
この短期間で大志さんのご家族に会う
とは思ってもみなかったけれど、
こうして思い返せば、やっぱりすごい
経験をしたんだと思える。
彼氏に捨てられて、命を粗末にしようと
していた人間が、大切な人と生きる為に
いつの間にか強くなれていた‥‥
出会いこそいいものではなかったけど、
今の私を作ったのはこの人に違いない‥
「お大事にしてください。
お気をつけてお帰りくださいね。」
あれから数日、相変わらず忙しい毎日を
過ごし、伊東先生と食事に行ったり、
棗先生と大志さんも前よりも沢山話して
笑う姿を見れるようになっていた。
『なんかここの診療所、この町の
人気スポットって地域の広報や
情報誌に載ってましたよ?』
スポットって‥‥‥。
ここ‥病院よ?
渡された情報誌を見れば、叶先生達の
写真が見開きに大きく掲載され驚いた。



