土曜日。
水族館に現地集合。
相変わらず爽くんから財布とスマホ忘れないでねなんて連絡が来た。
蛍ちゃんからはお揃いで何か買おうね!約束ね!って念を押されてる。ぬいぐるみがいいかな?キーホルダーがいいかな?蛍ちゃんはお揃いが大好きで、私の部屋にはお揃いの物がたくさん飾ってある。
ていうか本当に私は来ちゃって良かったのかな?なんて海辺を歩いていると…
大きな流木に黒いパーカーのフードを被った人が座ってる。座ってるというか…うずくまってる??震えてる??もしかして体調が悪いのかな?
『だ、大丈夫ですか?』
近付いて声を掛けると、その人の肩がビクンと跳ねてフードが下がった。
黒髪に真っ黒な瞳、Tシャツも何もかも黒づくめ。肌だけは白い、同じ年くらいの男の子…が泣いてる。
ボロ泣きしてる。
私はびっくりして
『わー!』
って叫んだら、男の子も同じくらい叫んで、小さな声で
『スミマセン』
って言ってどこかに行っちゃった。
何だったんだろう…
リュックの中からラインの通知が響く。
爽くんと蛍ちゃんから『花火大丈夫?迷子になってない?』って心配されてる。
忙いで水族館に向かった。
水族館に現地集合。
相変わらず爽くんから財布とスマホ忘れないでねなんて連絡が来た。
蛍ちゃんからはお揃いで何か買おうね!約束ね!って念を押されてる。ぬいぐるみがいいかな?キーホルダーがいいかな?蛍ちゃんはお揃いが大好きで、私の部屋にはお揃いの物がたくさん飾ってある。
ていうか本当に私は来ちゃって良かったのかな?なんて海辺を歩いていると…
大きな流木に黒いパーカーのフードを被った人が座ってる。座ってるというか…うずくまってる??震えてる??もしかして体調が悪いのかな?
『だ、大丈夫ですか?』
近付いて声を掛けると、その人の肩がビクンと跳ねてフードが下がった。
黒髪に真っ黒な瞳、Tシャツも何もかも黒づくめ。肌だけは白い、同じ年くらいの男の子…が泣いてる。
ボロ泣きしてる。
私はびっくりして
『わー!』
って叫んだら、男の子も同じくらい叫んで、小さな声で
『スミマセン』
って言ってどこかに行っちゃった。
何だったんだろう…
リュックの中からラインの通知が響く。
爽くんと蛍ちゃんから『花火大丈夫?迷子になってない?』って心配されてる。
忙いで水族館に向かった。


