「っつーわけで、俺もパス」

俺は手を上げて、歩き始める

変なジョーダンに 付き合ってる暇ないっつーの

「どうしても?」

背中から、突き刺さるような低い声

「どうしても!」

あんねぇ

男に契約彼氏になってくれっつって

はいなりますってあっさり言うヤツがいたら

むしろ見せて欲しいくらい