君が思い出になる前に

ー 次の日 ー


私が教室に入ると、松本くんがいつものように「おはよ」と、言ってくれた。


「あ、おはよ!」


少し戸惑いながらも、元気に挨拶を返した。


私がファイルやらを机にしまっていると松本くんが近づいてきた。


「昨日は部活見に行けなくてごめんね。昨日学年委員会があって行けなかったんだ…確か部活火曜日と金曜日だよね。だから金曜日また見に行くね。」


松本くん…部活の曜日覚えててくれたんだ…


「覚えててくれたんだ!ありがとう!見たい時にきてね!」


気づいたら周りにはたくさんの人が教室にバンバン入っていた。


当然翔太も教室内にはもう居た。


突然話かけたらびっくりされちゃうかもなので、今日も部活頑張って〜♡ずっと見ているからね♡と、念を送った。((いや念を送りすぎてこっちもびっくりするぞ


ー 昼休み ー


私は、今はクラスでも特別仲が良い人も、特に居なく、1人でお筝の譜読みをしていた。


そうしたら…


「なにしてんの??」


と、松本くんが近づいてきた。


「それはなあに??」


と、いいながら私のわざわざ横に入ってきて、お互いの腕が触れるほどとても顔が近かった。


「!!!…あ、え!?あ、それね!!お筝の楽譜!!!」


なにこの感じ!!!近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い!!!!!!!


なんなの…ちょっとドキドキしちゃうやん…


と、どうしようもない気持ちでいると、クラスメイトのカイトと言う人が、松本くんの横にきて、なにしてんの?と、話に入ってきた。


あぁ、もうなんなのか…ちょっと 気持ちが追いつかない…


私には翔太がいるんだし、なんなの??????


変な感じ。