石居佑真。
高校2年。

朝のホームルームが始まって教室の戸があいた。
またアイツは遅刻だ―。

担任にワケの分からない言い訳をしている。
「心愛やっぱおもしれーな」
後ろカラダチの隼人が話しかけてくる。

『ただのバカじゃん?』
「心愛かわいそーじゃん!!」

そう...隼人も心愛のコトが好きなんだ。


そして色々言い終わった心愛は俺の隣の席に座った。
「あーまた遅刻しちゃった…」
なんて言いながら。

可愛いなあ...

心愛は俺の幼馴染み。
小学生の頃は一緒に登校していたが中学に入ってカラは俺が心愛のコト気になりだして一緒に行けなかった。

それから心愛の遅刻魔伝説が始まった。笑