家に帰ると学校からの連絡を受けていつもより仕事を早く切り上げて帰ってきてくれてたのか ママが待っててくれた
「碧!! よかった、心配したよ… ママもさっき帰ったところでよっぽど学校に行こうかと思ったんだけど先生たちが大丈夫って言ってくれてたから… なにはともあれよかった…」
ママはわたしの顔を見るなりホッとしたのか目にうっすら涙を浮かべていた
先生にお礼を言って見送ると、わたしはママと二人になった
ママはわたしにリビングで温かいお茶をいれてくれた
「ねぇ、ママ…大空青くんって知ってる…?」
わたしはお茶を一口飲むとママにとって唐突に聞こえるであろう質問を口にしていた
「えっ… 今なんて? 碧、今なんて言った?」
あからさまに大空くんの名前に反応しているママ
「ねぇ、教えて…教えてほしいの…大空青くんのこと 大空青くんって子、今日転校してきた男の子なんだ」
さっきまでの涙が乾いたとおもってたママの目がまた潤んでくるのがわかる
「そんな偶然だか奇跡みたいなことあるんだね… もしかして碧が気を失ったってのも大空くんと関係あるのかもね」
なにか知ってる…ママの言葉を聞いてわたしはそう確信した



