青と、碧…



〈ガラガラッ〉

勢いよく保健室の扉の開く音が聞こえた
その次に聞こえたのは、

「よかったぁ… 大丈夫か、海野…?」

大空くんの声だった
先生が呼んでくれたみたいだった
よく見ると何人か先生たちも着いてきていた
わたしと大空くんの話しを聞くためだろう
時計を見ると既に3時を過ぎていた…

わたしは今に至るまでを先生たちにきちんと説明した
わたしと大空くんの話しが合っていたので先生たちも納得しているみたいだった
今日は家まで先生がわたしを送っていくことになっていた

「また明日ね」

「うん、また明日」

短い言葉、それだけを伝え帰ろうとした時…

「あ、これ、おれの連絡先…持ってて」

そう言うと大空くんは慌ててノートを破って携帯番号を書いてわたしに渡してきた
わたしはそれを黙って受け取ると大空くんに軽く手を振って保健室を後にした

先生に送ってもらう帰り道、今日のこと、明日のこと、いろんなこと先生は話してたんだろうけど なにを話していたのか覚えてない わたしの頭の中は次にやるべきことを考えるのでいっぱいだった

『かあさんに話してみよう』

それが家に帰るまでに出したわたしの結論だった