ジリジリジリ… 目覚ましの音が部屋中に鳴り響いた。 今日は、日曜日。 恭介の楽しみにしているデートの日だ… 俺に、とっては苦痛な日。 だけど、行かないわけにはいかない。 重たい体を起こして、 顔を洗いに洗面所へ向かう。 正直、朝は苦手だ… 眠たい目を擦りながら、階段を下りる。