パーカー女子は、フードを彼に引っ張られて2

私はお気に入りのフェリシモの白い裏ボアパーカーを着て賢人が来るのを家で待っていました。
フードが中綿になっていてふっくらと厚みがあるので、賢人にフードを引っ張ってもらうにはちょうどいいパーカーです。

「彩ちゃん、そのパーカー可愛いね」

「ありがとう…今日はよろしくね」

今日は賢人とフードを引っ張られた時の練習です。

「じゃあ、さっそく」

そう言って賢人は私のパーカーのフードを掴みました。

「あっ…」

そしてそのままフードを引っ張りあげます。

「フードが引っ張られて…苦しいっ…」

私はフードから賢人の手を離そうと抵抗します。

「そうそう、そんな感じで抵抗するんだよ」

「お願い…離してください。お気に入りのパーカーのフードが…」

賢人はますますフードを引っ張りました。

「あっ…く、苦しくて息が…」

私は必死に耐えています。これもフードを引っ張られた時の練習だからです。

賢人が少し緩めてくれました。

「大丈夫?」

「あ、うん…苦しいけど、まだ大丈夫…」

賢人はまたフードを引っ張りました。

「うぅ…もう…やめてぇ…」

私は再び抵抗を続けました。

しばらく抵抗する練習を続けて、なんとか苦しくても耐えられるようになりました。

「これでフードを引っ張られても大丈夫だよ」

「うん…ありがとう賢人。でも、なるべくフードを引っ張られないようにしなくちゃ」

私は賢人との練習を終えて、大好きなパーカーを守る決意を固めました。