虐げられた少女は闇の支配者に愛される。

「ごめんなさい。ごめんなさい!!」

誰も何も言っていないのに、謝る無愛

「嫌だ嫌だ嫌だ!!来ないで!!」

誰も動かずに無愛にも近づいてすらいない飲み叫び続ける無愛


ついには過呼吸になり、意識を失って倒れた。

無愛の手当てをし布団に寝かせ、別の部屋に移った。

朔「ごめん、紘。無愛をあんなにさせたのは俺だ。」

重い空気の中、口を開いたのは朔だった。

『どういうことだ。』

朔「無愛ちゃんの両親について調べたんだ。」