虐げられた少女は闇の支配者に愛される。

急いで、お布団から出て立ち上がろうとした時、クラっと目眩がした。

『あれ?』

朔「まだ、熱が下がっていないんだね。しばらく休んでいきなよ。」

『でも、私がいたら迷惑になります。』

朔「迷惑か迷惑じゃないかは、うちの若頭が決めることだよ。ね、紘?」

紘「休んでいけ。」

『でも...』

紘「迷惑じゃない。このまま出ていって、倒れられた方が迷惑だ。」

春陽「素直じゃないな〜。紘は。」