虐げられた少女は闇の支配者に愛される。

紘side


自分のこめかみを撃ちゆっくりと倒れる無愛。


倒れるギリギリのところで抱きとめた。


無愛がこんなことをするのは鬼ヶ原組も予想していなかったのか動揺していた。


気づけなかった


無愛は無理をしていることに。


いつだってそうだ。


無愛は人に迷惑をかけまいと、自分で解決しようとしていた。


迷惑なんかじゃなかった。


むしろ、もっと頼って欲しかった。