虐げられた少女は闇の支配者に愛される。

体中が痛かった。

でも、そんなの感じないくらい、私は集中していた。

グサッ

京子「な、なんでなのよ...」

ナイフは、紘さんに当たることなく、私のお腹で止まった。

紘「む、あ?」

頬に暖かい雫が当たる。

『紘さん。泣かないで?』

紘「嫌だ。いなくなっちゃ嫌だ。」

『居なくならないよ?』

紘「だって、血出てる。」

『大丈夫だよ。だって元気でしょ?』

そう言ったけど、紘さんも朔さんも春陽も悲しそうな顔をする。