虐げられた少女は闇の支配者に愛される。

紘side

今日もいつも通り夜の街の見回りをしていた。

ふと、路地裏の方を見てみると、女が犯されそうになっていた。

男たちに声をかけた。

すると、案の定、茶髪の男が誰だ?と聞いてきたが、金髪の男が正体を言い逃げていった。

女の方を見てみると、さっきは遠くて見えなかったが、よく顔が見える。

女は、顔が整っていた。

雪のように白い肌。毛先がウェーブしている明るいキャラメルブラウンに、灰色の瞳、ぷっくりしたプルプルの唇。