虐げられた少女は闇の支配者に愛される。

毎日、暴言を吐かれては殴られる。


家事は全部私がやる。


最初は、辛かったが、やっていくうちに慣れてきた。


そして、この間家を追い出されて今ここにいる。


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『でね、分かったことがあるの。』

春陽「分かったこと?」

『今まで、親戚にたらい回しにされてた間、言われてきたの。「両親が死んだのは、お前のせいだ」って。』

そうだ。

小さい頃から分かっていた。

私は要らなかったんじゃないかって。