虐げられた少女は闇の支配者に愛される。

紘side

叫び声に似たような声で言い切った無愛

言い切った途端無愛の体は傾いた。

『無愛!!』

里奈「どうしてその子なの!?」

『どけ。』

里奈「なんで!?昔は相性が良かったじゃない!?」

『昔はな。だが、今は無愛だけだ。俺の心にお前の居場所は無い。』

里奈「そん、な...」

里奈はショックを受け、膝から崩れ落ち、床に座り込んだ。

『連れてけ。』

合図とともに俺の部下に腕を掴まれて里奈は外に出された。