虐げられた少女は闇の支配者に愛される。

里奈「それでもいいからそばにいさせて!!」

紘「無理だ。お前を俺の隣に置くことは出来ない。」

物陰からその様子を見ていたら、女の人、里奈さんと目が合った。

里奈「誰あの子?」

紘「無愛、来たのか。」

『ごめんなさい。』

物陰から出て、紘さんの後ろに立った。

紘「別にいい。」

里奈「無愛って、あなた時雨 無愛?」

『そうですけど...』

里奈「あたしさぁ、あんたのこと知ってんのよねぇ。あなたのことも過去のことも。」