虐げられた少女は闇の支配者に愛される。

紘side

泣き疲れて涙のあとをつけ眠った無愛。

無愛の腕を見てみると至る所にある根性焼きの跡。

『朔、和樹(かずき)を呼んでこい。』

和樹は霧崎組専属の医師だ。

朔「もう呼んであるよ。」

コンコン

和樹「和樹です。」

春陽「入って。」

和樹「失礼します。」

和樹が部屋に入ってきた。

『こいつの怪我を見てやってくれ。』

和樹「はい。」

和樹が無愛の怪我を診る。