虐げられた少女は闇の支配者に愛される。

学校から家に帰り、お風呂に入ろうと脱衣所でワイシャツとインナーシャツを脱ぎ終わった時だった。

春陽「無愛ちゃーん!!電話来て、る、よ...」

春陽が脱衣所の扉を開けてしまった。

春陽「ごめん!!無愛ちゃん!!ってどうしたのそのアザと火傷の跡。」

背中にある、根性焼きとアザを見て言った。


『いや、別に...』

春陽「お風呂出たら僕の部屋に来て。」

『はい...』

春陽があまりにも真面目な顔で言うので、「はい」という他なかった。