痺れる愛のピースサイン


とりあえず、お腹が張る間隔を測ってみよう。

すると、15分間隔だ。
15分ならまた様子を見えもいいかも。

でも、とりあえず颯生には陣痛かもしれないとLINEをしておこう。

そう思い、わたしは颯生にLINEをしてから、ソファーに横になり、定期的にくるお腹の痛みに耐えながら、痛みの間隔を測っていた。

そして、痛みに耐えながら待つこと一時間。

間隔が10分になった。

そろそろ病院に電話を入れようかな。

そう思いながら、颯生のLINEを確認したが既読になっておらず、どうやら他のまだお産に立ち会っているようだ。

そのことに少し不安を抱きつつも、わたしは病院に電話を入れ、10分間隔で痛みがきていることを説明した。

すると、電話対応してくれた看護士さんが「じゃあ、今から入院準備して来れる?今、玄葉先生他のお産で手が空いてないけど、伝えてはおくから!」と言ってくれ、わたしは「ありがとうございます!じゃあ、今から向かいます。」と言い、電話を切るとタクシーを呼び、タクシーで病院へと向かった。

夜中一時の病院は暗く、わたしは裏口から入ると、颯生の代わりに滋院長に診察してもらった。

「あー、子宮口5センチだね。このまま入院。順調そうだから、そのままLDR入っちゃって!そろそろ玄葉先生も手が空く頃だと思うから、すぐに行かせるね!」
「はい、ありがとうございます。」

そして、わたしは入院となり、LDRに入るといよいよ出産準備が始まっていった。

わたしは自分が思っていたよりも落ち着いてはいたが、ただ早く颯生に会いたかった。

その間にも襲ってくる陣痛。
この時は既に3分間隔だった。