痺れる愛のピースサイン


「お前は大人しく家政婦代わりをしてくれてたから一緒に居ただけだ。でもお前がそう言うなら、もう別れるよ。ここは俺が契約してる家なんだから、出ていけよな。」

健人はもう投げやりな言い方で、わたしに対しての愛情がこれっぽっちも無かったんだと、再確認できた気がした。

わたしは「分かった。」と返事をすると、ソファーから立ち上がり、寝室へ行って家を出る支度をしようとした。

すると、急に健人がソファーから立ち上がり「あ、それなら、」と寝室へ向かおうとするわたしに歩み寄り、「最後にヤラせてもらうわ。」と言って、わたしを抱き上げたのだ。

「え?!や、やめて!!!」

健人は抵抗するわたしを無視して、ベッドへとわたしを運び押し倒すと、「和花の分際で抵抗すんな。」と言った。

何で、、、
何でこんな時にだけ名前で呼ぶの?

「お前とは、身体の相性だけは良かったんだよなぁ。ただ、つまらない女だったけど。」

そう言って、健人はわたしを見下す表情を浮かべながら、わたしの両手を片手で押さえつけ、馬乗りになるとスカートの中に手を滑り込ませてきた。

「やめて!!!健人!!!」

わたしは泣きながら抵抗した。

しかし健人は、そんな抵抗をも無視して「最後くらい俺を気持ち良くさせろ。」と耳元で低く囁き、乱暴に自分の快楽のままにわたしを抱いた、、、いや、強姦と言っても過言ではない状態だった。