晃太の部屋に入った健斗は目を見張った。部屋の真ん中には何人座るのかわからないほど大きいソファーセットが並び、ちょっとした映画館とでも呼べるような大きなテレビが壁に広がっている。
「すげー部屋だな。」
部屋の中には何が入っているのかわからない扉がいくつもあって、奥にもまた別の部屋がありそうだ。晃太は買ってきたお酒をテーブルに並べて、慣れた手つきで棚からグラスを取り出している。
「いつもこの部屋なのか?」
「レセプションの時はね。」
あの爆イケな晃太に誘われて、こんな部屋に連れて来られたら、落ちない女はいないのも頷ける。
「先に飲んでて。シャワー浴びてくる。健斗も入る?」
「一緒にか!?」
「違うから!続けて入るのかなと思って聞いただけ!!」
「ははは、俺は朝にするよ。」
晃太が部屋の奥へ消えると、健斗は缶ビールを開けてそのまま飲み始めた。いつもの部屋にいつものように言って誘ったのに、本命の彼女は靡かなかった。これまで全戦全勝だった試合に負けたのだ。
「そら、荒れるか。」
健斗はどデカいソファーに寝転んだ。
「すげー部屋だな。」
部屋の中には何が入っているのかわからない扉がいくつもあって、奥にもまた別の部屋がありそうだ。晃太は買ってきたお酒をテーブルに並べて、慣れた手つきで棚からグラスを取り出している。
「いつもこの部屋なのか?」
「レセプションの時はね。」
あの爆イケな晃太に誘われて、こんな部屋に連れて来られたら、落ちない女はいないのも頷ける。
「先に飲んでて。シャワー浴びてくる。健斗も入る?」
「一緒にか!?」
「違うから!続けて入るのかなと思って聞いただけ!!」
「ははは、俺は朝にするよ。」
晃太が部屋の奥へ消えると、健斗は缶ビールを開けてそのまま飲み始めた。いつもの部屋にいつものように言って誘ったのに、本命の彼女は靡かなかった。これまで全戦全勝だった試合に負けたのだ。
「そら、荒れるか。」
健斗はどデカいソファーに寝転んだ。



