えーと、あ、ここかな?先生に教えてもらった通りに進むと、おそらくクラスだと思われる場所についた。た、たしかになんか全体的にキラキラしてる、、、、、、プレートを確認すると、ファーストと書いてあった。先生がファーストって言ってたし、ここだよね、、、そんな事を思っていると、後ろから、「おい。」と声をかけられた。「はい。」と言って振り向くと、そこには見慣れた幼なじみがいた。「そこ邪魔なんだけど、、って秋奈!?」「うん!久しぶり!雷ちゃん!風ちゃん!」わ!二人とも、身長も伸びて、大人っぽくなってる!「秋奈はなんでここに?」「奥様に言われて。」私が笑ってそう言うと、二人は苦いものを飲み込むような、辛いような、そんな表情をしたあと、「「そっか。」」と言った。昔から、二人はこんな表情をすることがある。でも、なんでなのかは絶対に教えてくれない。「そ、そんなことより、入らないの?」「ああ、入りたいんだけど、ここなのかわかんなくて。二人は知ってる?」教えて?という意味を込めて首を傾げると、二人は「「うっ」」と言ってから、「あ、う、うん。来栖が言ってたファーストはここだよ。」と教えてくれた。なので、雷ちゃん風ちゃんと一緒に中へ入る。そうすると、途端に教室がざわざわし始める。「なんであんな子が風牙様と一緒に、、、、」「もしかしてあいつが編入生?」「ははガリ勉そう、、、、、」「追い抜かされないようにしなきゃ、、」
いろんな声が聞こえるけど、そんなことはもう慣れっこだ。本当に怖いのは、、、、
『な、なんで?仲良くしようって言ってくれたじゃない!』『あはははははは!そんな事信じてたの?嘘に決まってるじゃない!』信じてた人に、裏切られる事だ。
「「秋奈?大丈夫?」」雷ちゃんと風ちゃんはいつも仲良くしてくれた。私が軽い人間不審になって閉じこもっていた時も「「僕らは秋奈を裏切らないって誓うから、出てきて!」」と言ってくれた。だから、私は今は雷ちゃん風ちゃんと奥様、お嬢様、旦那様しか信じられない。氷牙先輩と来栖先生はいい人だとわかったからいいけど、感情を隠すのがうまい理事長は怖い。「うん。ちょっと昔のこと思い出しただけだから。」そう言うと二人はまた、あの顔をした。私はぐっと目を瞑り、嫌な記憶を追い払う。代わりにとびきり社交用の笑みを浮かべた。そんなことを話してるうちに来栖先生が帰って来て、「席につけー」
と言った事によって、静かになった。「秋奈の席は、風雷の間な。」先生が気を利かせてくれたのか、私の席は二人の真ん中になった。「ねぇねぇ秋奈。」「ん?何?」風ちゃんが話しかけてきたので、それに応じる。「秋奈はどうせ生徒会入りでしょ?どこに入るか決めたの?」うーんどう答えよう、、、、最初は氷牙先輩がいるクラッシュに入ろうと思ってたけど、雷ちゃんと風ちゃんが生徒会いるならクラフトに入っていることだし、クラフトがいいかも、、、、「もし悩んでるなら、クラフトに入って!」「うんうん。僕達が総長と副総長だから安全だし、優秀な人材を集めて、活躍するのが成績につながるから、早く決めとかないと、秋奈取り合い競争が始まるよ。」え、そんなことになるわけはないけど、、、億が一でもそうなったら怖い、、、、「まぁ、アレがバレることはないとは思うけど、、、」う、そうだった、、、そう。私は戦えるので、ちょっとした通り名がついてしまっている。それもバレたら怖い、、、、うう。この学園生活、不安だよぉ、、でも、奥様の命だし、しっかりこなさなきゃ!「「僕達なら秋奈のこと守れるし!」」そうだなぁ。昔からの友達だし、一緒にいてくれるとものすごく心強い。「そうだね。私クラフトに入るよ。」「やった!これで生徒会でも一緒だね!」雷ちゃんがすごく喜んでくれて、そんな事を言ってくれた。え?でも、生徒会でも一緒って、、、もしかして、、「ああ、僕達は総長と副総長だから、生徒会役員だよ。」やっぱり。「すごいね!生徒会役員ってすごく頭がいい人しか入れないんでしょ?偉い偉い!」そう言って二人の頭を撫でると、二人は顔を真っ赤にして、「「も、もう!そう言うことはやめてって前から言ってるでしょ!」」ふふふ、恥ずかしがってる、、、、、、「いいでしょ!二人が偉いんだから!」そう言うとまた二人は真っ赤になって、「「やめてってば!!」」と言った。ふふ。懐かしいな。前もよくこんなことをやってたな、、、、、、「これでホームルームは終わりだ。各自寮の部屋を確認して戻れ〜」部屋ってどこだろう?「秋奈は生徒会寮だから手続きしなきゃだね。」あ、そっか。「どこでするの?」「生徒会室だね。ついでに顔合わせもしようか。」 「うん。」他の生徒会の方か、、、、どんな方がいるんだろう。怖いお方がいないといいな、、、、
いろんな声が聞こえるけど、そんなことはもう慣れっこだ。本当に怖いのは、、、、
『な、なんで?仲良くしようって言ってくれたじゃない!』『あはははははは!そんな事信じてたの?嘘に決まってるじゃない!』信じてた人に、裏切られる事だ。
「「秋奈?大丈夫?」」雷ちゃんと風ちゃんはいつも仲良くしてくれた。私が軽い人間不審になって閉じこもっていた時も「「僕らは秋奈を裏切らないって誓うから、出てきて!」」と言ってくれた。だから、私は今は雷ちゃん風ちゃんと奥様、お嬢様、旦那様しか信じられない。氷牙先輩と来栖先生はいい人だとわかったからいいけど、感情を隠すのがうまい理事長は怖い。「うん。ちょっと昔のこと思い出しただけだから。」そう言うと二人はまた、あの顔をした。私はぐっと目を瞑り、嫌な記憶を追い払う。代わりにとびきり社交用の笑みを浮かべた。そんなことを話してるうちに来栖先生が帰って来て、「席につけー」
と言った事によって、静かになった。「秋奈の席は、風雷の間な。」先生が気を利かせてくれたのか、私の席は二人の真ん中になった。「ねぇねぇ秋奈。」「ん?何?」風ちゃんが話しかけてきたので、それに応じる。「秋奈はどうせ生徒会入りでしょ?どこに入るか決めたの?」うーんどう答えよう、、、、最初は氷牙先輩がいるクラッシュに入ろうと思ってたけど、雷ちゃんと風ちゃんが生徒会いるならクラフトに入っていることだし、クラフトがいいかも、、、、「もし悩んでるなら、クラフトに入って!」「うんうん。僕達が総長と副総長だから安全だし、優秀な人材を集めて、活躍するのが成績につながるから、早く決めとかないと、秋奈取り合い競争が始まるよ。」え、そんなことになるわけはないけど、、、億が一でもそうなったら怖い、、、、「まぁ、アレがバレることはないとは思うけど、、、」う、そうだった、、、そう。私は戦えるので、ちょっとした通り名がついてしまっている。それもバレたら怖い、、、、うう。この学園生活、不安だよぉ、、でも、奥様の命だし、しっかりこなさなきゃ!「「僕達なら秋奈のこと守れるし!」」そうだなぁ。昔からの友達だし、一緒にいてくれるとものすごく心強い。「そうだね。私クラフトに入るよ。」「やった!これで生徒会でも一緒だね!」雷ちゃんがすごく喜んでくれて、そんな事を言ってくれた。え?でも、生徒会でも一緒って、、、もしかして、、「ああ、僕達は総長と副総長だから、生徒会役員だよ。」やっぱり。「すごいね!生徒会役員ってすごく頭がいい人しか入れないんでしょ?偉い偉い!」そう言って二人の頭を撫でると、二人は顔を真っ赤にして、「「も、もう!そう言うことはやめてって前から言ってるでしょ!」」ふふふ、恥ずかしがってる、、、、、、「いいでしょ!二人が偉いんだから!」そう言うとまた二人は真っ赤になって、「「やめてってば!!」」と言った。ふふ。懐かしいな。前もよくこんなことをやってたな、、、、、、「これでホームルームは終わりだ。各自寮の部屋を確認して戻れ〜」部屋ってどこだろう?「秋奈は生徒会寮だから手続きしなきゃだね。」あ、そっか。「どこでするの?」「生徒会室だね。ついでに顔合わせもしようか。」 「うん。」他の生徒会の方か、、、、どんな方がいるんだろう。怖いお方がいないといいな、、、、
